University of Texas at Austin Business Engineering Natural Science Liberal Arts Architecture Communications St. Edward's University, Austin, TX Univeristy of Mary Hardin Baylor, Belton, TX Texas State University, Mass Communications, San Marcos, TX 10月は9つのCareer Fairに出かけた。2013年のインターンシップのリクルートが主な目的だったが、会社の認知度を高める目的もあった。出店料じゃない、登録料は上はUTの理系の500ドル前後、下は「来てください」とお願いされたみたいな登録料ゼロの建築。残りは雇用市場の需要・供給関係で決まるみたいだった。学生から受け取ったレジュメを見て、どんな学生がいるのか雇い主の目、同世代の子供を持つ親の目で学生を見ることができ、また、同時に大学、それにブースを出している企業の動向を垣間見ることができて興味深かった。 4つの大学を訪れたのだが、建築・住宅産業の低迷をよそに、大学は未だに建築ブームだった。他人事ながら、「こんなに大風呂敷を広げて、この施設を維持する経済的裏打ちがあるのだろうか」と心配した。たいてい成功した卒業生は学校に寄付をする時に「俺の名前を冠して新しい建物を建てろ」とは言うけれども、「維持費が大変だろうから、その為にお金を寄付するよ」などとは言わないだろう、などと余計なことを考えた。大学は今、バブルにある。 雇う側に人気のある、テキサス大学工学部のCareer Fairなどは、ただで渡されるTシャツを集めて回ったら、この先当分、自分で洋服を買う必要がないのではと思えるほど各企業がただのものを学生に渡していた。同じテキサス大学の中でも、景気の停滞している建築業界のCareer Fairはブースを出している会社がことのほか少なく、ボールペンすらテーブルに並べていない。工学部の賑わいとは格段の差がでた。 私たちの会社は建築会社でもなければ、設計事務所でもないのだけれど、この夏休み中に二人のインターンをグラフィックアーティスト