from The Atlantic May 2013 issue Millennial と呼ばれているアメリカの若い世代も日本と同様に、金無し、職無し、家無し状態が続いて、親と一緒に暮らしている数が増え続けている。なかなか大人になりたがらないとか、前の世代には批判的に言われるばかりで、あまり多くが認めたがらないけれども、その大きな理由は「素敵なタイミング」で生まれてこなかったことにある。 大学を出ても職が見つからないので親元に帰る> 金がないので何も買わない> 彼女(彼氏)ができない。結婚もできない>子供ができない> 家を買わない。車を買わない。何も買わない> 経済が萎む ということで、消費に頼る経済構造になっているアメリカは大変なことなのです。昔はアメリカでおこることは日本でも起こると言われてきましたが、昨今は日本で起こることは、アメリカでもおこると言っても間違いではなさそうです。 日本との大きな違いはベビーブーマーに子供を作る勢いがあったのか、この世代の人口が大きいことです。安定した職を得るのが難しいという問題はあるけれども、結婚して、子供を持ち、家を買うという、先送りしてきた「大人になる」波がおこれば、その数によって、経済を引っ張っていける力があるのではないか、と6番で結論づけている。
Texas Hirame at Asatte Press Inc, Austin,Texas