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6月, 2015の投稿を表示しています

売れる 本・e-book にするために

去年の12月、シンガポールにいた間に、東京のある編集者の方と話すチャンスがあった。本のアイディアを話すと、ゴミ箱行きの情報のように、彼は 「本を売るのは難しい」と話された。 その上で、どのような本を書きたいのかと訊くので、2,3手持ちのアイディアを話すと、 待たずに直ぐに始めなさい。 キャッチーなタイトルを考えなさい。 「あなたは絵を描けるので、イラストを沢山入れなさい」読者の動き方は、タイトル→絵→キャプション→文 の順ですと。 e-book には音声を入れなさい。これはまだ沢山の人ができるわけではありません。 と応えた。 1月にオースティンに帰って、鉢巻をして、言われた通りのことを全部実行した。但し、マーケティングについての効果的な方法は教えてはもらえなかった。 他の知り合いで、暦で物事を判断する方に、ちょっと計画を実行する「良い時期」というものがあるのか、と訊くと、 「e-book は青魚と同じです」と言う答えだった。つまり、「腐る前に売れ!」というわけで、先の編集者と同じ答えだった。 自作の黒いバックグラウンドのリーダーでも見えるヘッドフォン

本の説明 - マーケティングのスタート

「本を書くのは簡単」とは言わないまでも、書くネタがあって忍耐力があれば誰にでもできる。それを売るのは山を動かすくらい大変なことなのだろう。書いた本が売れなければ、書くことは趣味で、よく売れればプロだ。 売るための一歩として、本の説明を書き始める。マーケティングの第一歩だ。 自分の書いた本の説明を人が読みたくなるように短文で書くのは難しい。書き始める前に、要点を書き出した。 150語にまとめる(英語の本だが、そう主張している人がいる) 第三者の視点で、現在形で書く 読者と面と向かって話すつもりで書く 読者の興味を引くものは何なのかを簡潔に説明する "emotional power words" を使いすぎない程度に散りばめる。125語だったら、6-10語 出版社の立場で書く。本について「もっと知りたい」と読者に思わすことが肝要 "Don't include subplots."と言うのは小説に関してだろう

アメリカで日本語の本を書いて売ろうとしている

日本語で本を書いているのだから当然ターゲットの読者は日本人、或いは日本語が分かる人だ。 主体は e-book。当然、アマゾンとiBooksで売ることになる筈。おそらく、友人たち(結構元気なシニア)はiPhoneやiPadを持っているけど、本を読むならやっぱり紙を触りたいという人が多いと思う。それを、 紙の本より安い 文字の大きさを自分の読みやすいように合わすことができる 音声(コンピューター的な無機質な音声ではなくて、友達には誰が吹き込んだかわかるような生の声)を再生できる カラーのイラストが綺麗に出る という点を強調してiPhoneやiPadで読むように勧めるつもりだ。あとは、アカウントの作成やダウンロードの仕方を説明しなくてはいけないと思う。周りに若いモンがいて、親や叔父ちゃん、おばちゃんに教えてくれるといいのだけれど。 それに、作者も購買者もAmazon.com Amazon.co.jp 、iTune storeのアカウントと居住国の何か入り組んだ関係があるのか、ないのか等を調べなくてはいけない。 私はとっくの昔に日本の銀行の口座を閉鎖してしまったので、後悔している。今から新たに開くのは大変だろうと予想している。

E-bookとプリントバージョンの本を同時に作って行く。Kindle, iBook, それにLightning Source。

今年の1月半ばから本を書き始めたが、ワードは使わずにXMLで書いた。自分で作ったアイコン、友達が吹き込みをしてくれた音声ファイル、自分で同時進行で描いて行ったイラストのイメージもファイルに入れた。 6月の初めに色の具合を見るために、Lightning SourceにPDFを送ると、一週間くらいで一冊の本が送られてきた。まずまずのでき。製本、送料で75ドル。 その後、推敲したり、内容を足したり、イラストの場所を変えたり。全てが、XMLのファイル内で行える。Indexもデイヴが同時進行で手伝ってくれた。  プリント用にはPDFで出力すれば、瞬時にできあがりのページの様子が掴めるし、e-bookはキンドル用と、iOS用に変換して(mobi, epub) 、ディバイスにつなげれば、これも直ぐに分かる。原稿、イラストも終えたので、ここで一旦、ファイルをフリーズして、校正をしてくれる友人(東京在住)にワードドキュメントをメールし終えた。ホッと一息。