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2月, 2015の投稿を表示しています

2015年 夏のインターンシップ

Mom and Pop(小さな個人企業)テクノロジーカンパニーの施設・人事・福利厚生・なんでもかんでも庶務の責任者をしている。 人を雇うつもりはなくとも、いつも誰かが出入りしている。ある時にはコンサルタントだったり、ある時には人に頼まれて、テクノロジー見習いが来たり。正式に「2015年、夏のインターンを募集」したわけではないけれど、またしても人に頼まれて、マーケティングのインターンに来てもらうことになった。 偶然ではあるけれども、インドの電子工学を学んでいる学生がインターンシップをしたいと申し込んできた。アメリカやヨーロッパの会社に片っ端からメールを送っているのだろう。他の研究所や企業がどのようにメールを読んでいるのか分からないけれども(読まないで直ぐに削除か、申し込みありがとう、と返事を返すのか)、内容を見ると人柄が想像できる。 このケースはやってもらうとしても、遠隔のインターンシップ。時にSkypeのミーティングもありかな、と考える。 面白い時代になってきた。 日本の学生なども、「日本での就活がうまくいかない」などと、落ち込んでいないで、今の自分、22~25歳くらいの自分は誰なのか、自分は何ができるのかを整理して、就活していない、落ち込んでいる時間にインターンシップでもやってみたら新たな方向が見出せるかもしれない。 このインド人の学生にはYes, No, 提案、何れの返事も出していないけれども、グローバル、遠隔インターンシップなども、これからは可能だと思わされた。 日本の学生さんも縮こまってないで、手を伸ばしてください。

IADC(国際掘削業者協会)のニュースレターより。海上リグで働く人の健康管理と数字

IADC(国際掘削業界者協会)から送られてくるニューズレターを読むのが面白い。日頃はお目にかからない数字(データ)にぶつかるからだ。 今回は陸から離れて海上で石油を掘削している人たちの健康管理がいかに重要か、という話だった。また、それに関連してメキシコ湾岸の海上リグから病気のためにヘリコプターで輸送された人に関する、2008年から2012年までのデータが出ていた。 厳しい環境の下で働くので、高カロリーの食事を摂る必要がある、と従来は考えられていた。しかし、オートメーション化が進み、今までのように体を動かさないでいい人も出てきた。部署によってはジョイスティックを握っているだけの仕事もあるだろう。そういう人がかっての常識で高カロリーのモノを食べ続け、限られた生活スペースの中で過ごしていれば、結果は目に見えている。 仕事に関係する事故や何かより、心臓病、糖尿病から来る医療退避が多かったみたいだ。 平均すると、一回のヘリコプターによる輸送費が5万ドル前後だった。2008年から2011年まで、医療のための退避の数は増え続けていたが、2012年には減っている。何かの対策が講じられたせいだろうか。

ガソリン代、月100ドルから30ドル以下に。タンカーを借りて原油を積み込んで値上がりを待つ人がいる。

2001年のHonda Odyssey を2015年のFITに代えた。たっぷりした体格からフィットした小型になり、しかもガソリンの値段が安くなったものだから、月のガソリン代が去年と比較して、110ドルくらいから、30ドル以下に落ちた。 オバさんは経済を自分の生活に密着したもので理解する。突然の原油価格の下落をサウジの政治的意図、それに伴う、ロシア、ウクライナ、ヨーロッパの地政学的な説明は話としては面白いけれども、そうでもないだろうと感覚的には思う。 世界中の車の燃費が良くなり、小型に乗るようになったら、自然ガソリンが要らなくなって、値段が下がるだろう。航空会社は喜んで、もっとルートを増やして、今迄より燃料を買うだろう等々。エネルギー産業にデイヴがソフトウェアコンサルタントとして関係しているので、急激な値段の変化による影響を聞く。レイオフの話が多い。 上がればいつかは下がる。下がったものは上がる。 安い今のうちに買ってばっちり貯め込んでおけば後で高くなった時にホクホクだ、と思うのは誰しも同じ。もしかしたら政府主導でやっている国もあるかもしれないが、Private Equity Fundがお金を集めて(インベスターを募って)タンカーを借りて原油を貯め込んでいるという記事を読んだ。(Bloomberg Jan.25) それによると、大型タンカーは1日の借り賃が$8,2000ドル。今の原油価格がバレルあたり$45としてデイヴに計算をしてもらった。 すると、普通、大型タンカーは200万バレルくらい積み込めるので、それを1年借りるとして、人件費、諸費用を考えても$30ミリオンくらいのものだろう。タンカーを海に浮かしておく費用はバレル当り$15ドル。1年を待たなくとも再び値が上がり、大儲けできるかもしれない。反対に値段が下がり、1年以上かかるかもしれないし、タンカーを浮かばせている間に嵐があるかもしれなし、海賊に襲われるかもしれないし、そのあたりはギャンブルだ。単純に計算すると、バレルあたり$60以上になる(させる)と計算しているのか。60では儲けが出ないので、少なくとも$70あたりか。 しかし、値段が下がった理由の一つのシェールオイルや新しい掘削に、インベスターがお金を注ぎ込んで、生産量が需要を上回ったからだ、と言われている。なるほど、と初めて知った