2012年の5月から夏休みが終わるまで、インターンをしていた女子学生 にデイヴが呼び止められたそうだ。 彼女はPRやイベントコーディネイターをしたのだが、大学卒業後は世界展開をしているホテルチェインの予約や顧客サービスに就職をしたと聞いた。何の音沙汰もなかったのだが、デイヴによると、彼女はその後大きなホテルから、地元の高級ブティックホテルに移り、現在はMBAのコースを受けているという。嬉しい。 一緒にインターンをしていた同僚の一人とは今も親しく付き合っていて、そのグラフィックインターンも、アートの中の特殊な分野の大学院に進むのだそうだ。良かった。 大きな事を学ばせることはできなくても、あの一夏はエキサイティングったと後で思いだせる時間を過ごせたら良いと考えていた。大企業が無料で社員に提供するランチとは違うが、ポットラックをしたり、素朴な親睦的な集まりをよくした。 彼らが散った後、どのようになったのか、一部、ソーシャルメディアでしか分からないが、そのうちの一人とは去年はシンガポールで再会を果たした。早速、出来立ての日本語と英語のバイリンガル絵本、 Cooer's Adventures Escape to Austin と 既に販売中の ブルシット!Bullshit! を持ってブティックホテルに訪ねて驚かしてやるつもりだ。彼女も喜んでくれるに違いない。人とのつながりを築けるのはビジネスをやっていく大きな醍醐味ではないだろうか。多くの企業家/起業家は、「ビジネスをするのはお金儲けのためで、人との繋がりなどというセンチメンタルなものではない」と言うだろうが、私はそうではないと考えている。
Texas Hirame at Asatte Press Inc, Austin,Texas