スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

11月, 2013の投稿を表示しています

コンサルティングの仕事が入り、Systems Modelingの本作りを一時中断

夏の終わり頃から始めたSystems Modelingの本作りを一時中断することにしました。デイヴがコンサルティングの仕事を請け負って一ヶ月ばかり韓国に行くことになったからです。火曜日の朝(19日)に連絡が入り、今朝(23日)早くにオースティンを発ちました。 出版、コンサルティング、ソフト開発の三本柱のうちの一つが大きく動き始めました。

電子機器から離れて、カート・ヴォネガットを読む

God grant me the serenity to accept the things I cannot change, the courage to change the things I can, and the wisdom to know the difference. Reinhold Niebuhr Kurt Vonnegut のSlaughterhouse-Fiveに何度も現れる。「今日を生きるための言葉」みたいだが、なかなか含蓄がある。            変えることのできないものを受け入れる平穏で安らかな心の持ちよう(間違っているかもしれないが、私はそう解釈した)、変更可能なものを変えて行く勇気、そして、変えられるものと変えられないもの、この二つの違いを知ることのできる知恵を神は与えてくださった。 電子機器類から離れて、頭をクリアーにしてカート・ヴォネガットの” Slaughterhouse-five ”『スロターハウス5』を読んだ。自分の頭だけでは読みこなせなくて、ネットの力に頼りたくなるが、敢えて人の解説に頼らずに再び読んで、解釈を試みようと思う。

一年ぶりにカラーキャリブレーションをする

色に敏感であるべき仕事をしている人はディスプレーの色調を一週間、一か月毎に調整すべきなのでしょうが、ここにきてやっとキャリブレーションをしました。と言って、それを済ませたら格段に何かが変わったどうか、私の目は判断することができません。定期診断を済ませると、次回まで安心するようなものでしょうか。 同じイメージを、レノボデスクトップ、Sonyノートブック、iMac,  アップルノートブック、iPad, Nexusで見てみましたが、どれも少しずつ色合いが異なります。少なくとも、印刷に回した時に、驚きを最小限にできるのではないかと思っています。

誰もが英語に苦労している。台湾から出願された英語の特許文

ドイツで(?)出願された特許を読んだ娘からのリポート。 台湾の会社、又は、個人が車の盗難防止装置の特許出願をしたんですが。。。。 もちろん、車を盗まれないようにと書いているのですが、車の所有者たちが盗まれないように、とも読めてしまいますね。もしかしたらカージャック防止装置? Cars are indispensable for modern people. Car owners may install a burglarproof apparatus in their cars to protect them from stolen. Google Translation 車は現代人のために不可欠である。車の所有者は、盗まれたからそれらを保護するために、自分の車に盗難防止装置をインストールすることもできます。 出だしは立派ですが、次の文はGoogleの翻訳コンニャクも困ったみたいですね。

米語にない表現 - ”Where did you read?" 

日本の中学校に行けば、誰もが、where, did, you, readという各々の単語をごく初期の頃に習う。だから、 Where did you read? と英語を話す人に聞かれたら、そんな簡単な文、お茶の子さいさい、「どこで読みましたか」と理解して、その答えを探すと思う。しかし、何か変な落ちつかない文だ。読んだ場所を訊いているにしても、「何」を読んだのか、その部分が抜けている。これをドイツにいる娘にテストされた。 「主にイギリスでだけど、"Where did you read?"って人が言ったら何を訊いているのか分かる?」と。 はっきりとした目的語がない文だから、「前後関係がはっきりしないとね、、、」と言ったら、 「"I read history at Oxford"とか、"I read English at King's College"というような答えが来るの」と彼女は答えた。 「へー、そうなんだ、聞いた事がない。知らなかった」 「つまり、read=study at universityっていうことで、どこの大学に行ったかを聞いているのよ」と言って、彼女のイギリス人の知り合いの話を少しした。あまり愉快なできごとではなかったらしい。 サーチしてみたら、幾つか出て来たものの、余り多くはなく、オックスフォードとケンブリッジのカレッジに関係するものばかりだった。圧倒的に、歴史、英語、古典、法律についてだった。アメリカでは、法律を除くと、就職に困る分野ばかり。これらは読む学問みたいなものだからread=studyで納得しやすいが、物理、建築、コンピューターサイエンス、医学などはどうなのだろう。何を専攻しようが、教材を読まずに勉強はできないのだから、readでよいのだろうか。そういう疑問が湧いて来たので、辞書を調べてみたら、 Oxford Dictionaryでは http://www.oxforddictionaries.com/us/definition/american_english/read?q=read chiefly   British   study (an academic subject) at a university: I’m reading

日本だけではない少子化。インターネット、スマホは子作りの敵?

少子化は日本やヨーロッパ先進諸国だけの問題と思われがちだが、データを調べてみたら、そうでもなく、世界的傾向のようだ。数字を見て、いろいろ想像してみると面白い。世界銀行2011年版の出生率を比較すると、 台湾 (1.1) 香港, 韓国、シンガポール、ハンガリー (1.2) ポーランド、ルーマニア、ラトビア (1.3) その後に日本、ドイツ、イタリア、スペイン、チェコ、オーストリアが (1.4)と続く。 人口増加対策の一人っ子政策が功を奏したか、或いはそうでもないのか、中国は (1.7 ) アメリカ、オーストラリア、イラン (1.9) フランスを日本のお手本にしようと騒ぐのは出生率が(2)を超えているからだろう。 イギリス, アイスランド (2) アイルランド、ニュージーランド (2.1)  働く母親に思いやりのある北欧諸国でも(2)を超えている国は見られないので、アングロ系は大健闘していると言える。どういう風に健闘しているのか分からないけれども。情熱のスペイン、イタリアでさえ、子作りとなるとダンマリ系のアングロに負けている。 驚く事に、子供がぞろぞろ路地から出てきそうなバングラデッシュ(2.2  )や、そのご近所のインドでも( 2.5)程度だ。ローマクラブで、このまま行くと地球は人間が溢れかえって、資源が枯渇すると危惧されたのが嘘のようで、数字で見る限りはその反対。むしろ世界的に減少傾向にある。しかし、食物が不足しているエチオピア(4.8) 、イエメン(5) 、ソマリア(6.8)で出生率が未だに高く、また、戦の絶えないイラクで(4.1)、年中、警戒体制にいるイスラエルで(3) という数字が出ているのはどういう理由だろうか。 国情が安定しているアジア各国で一様に子供を作らない傾向がある。教育にお金がかかる、競争が激しいなど、理由は沢山あるのだろうけれど、ふと、インターネットとスマホにかじりついて、「Facebookやゲームやってる方が異性と時間を過ごすより楽しい」と言っている若者が多いのではないかと、ハイスピードインターネット網とスマホの浸透度の数字を見てみた。 香港      インターネット世界ランク 1位 スマホ浸透度 2位 シンガポール              6位        1位 韓国