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9月, 2014の投稿を表示しています

IADC(国際掘削業者協会) Advanced Rig Technologyの会議に出席

IADC(International Association of Drilling Contractors 国際掘削業者協会)の会議に出席した。 開催日:9月16日~17日 開催場所:Moody Gardens Hotel ,テキサス州ガルベストン 会議内容:Advanced Rig Technology Moody Gardens, Galveston, TX 青いピラミッドはアクアリウムで右後方のグレーに見えるピラミッドは植物園。この一角のリゾートホテルが開催場所となった。 今迄、フランクフルトの国際書籍見本市、テキサスオースティンのブックフェア、国際フランチャイズExpo、全米外国語教師のカンファレンスなどに出た。何れの会議でも参加者、出展者、スピーカーの言っている事が理解できない事はなかった。 今回は言語とは関係なく内容が分からない事が予想できたので出席前に石油掘削業界の用語と業界プレイヤーを調べ、送られてきたロスターに目を通して予習をした。分からない事が沢山あった。しかし、スピーカーの話が面白くないかと言えばその反対で興味を掻き立てられるものが多かった。内容は石油掘削の自動化に関わるもので、実例を使ったケースを発表することが多かった。 デイヴは複雑なジャッキアップ型のオイルリグ自動化のリクワイアメントをSystems Modeling Languageを用いて明確化するというテーマで講演した。現在進行中のコンサルティングの体験を基にしたものだ。英語のタイトルは "Untangling the Automation - Untangling the Spaghetti of Requirements Using SysML" 25分の発表の後、10分程度の質問時間が充てられていたが、このやり取りが面白かった。 質問のある人は会場前方に立てられたマイクまで行って、名前と会社名を言ってから質問をする。大抵は 「大変興味深く、有益な情報だった」と挨拶した後 「○○についてはどう考えるか、私の体験では□□だ。サンプル数につてはどうなっているのか」と言うような質問をする すると、 "That's a very good question."と発表者は初めに言って、

Oculus Rift DK2 (オキュラスリフト) バーチャルリアリティ・ヘッドギアを試してみた

Oculus Rift DK2 Oculus Rift DK2がやっと届いた。オバサンも少しエキサイトしている。何しろ5月からずっと待ち続けたのだから。 ニンテンドー、Nintendo 64, PS,ゲームボーイ、 PCゲームなどのために簡単に財布の紐を緩めてしまう息子たちに、「そんなモンばっかりやってると脳みそが腐って馬鹿になる」と言い続けて来た私である。 ゲームをしないでその時間を別の事に充てたら随分違った20代になっただろう、と思ったものの、Oculus Riftについては消費者サイドではなく、「ディベロッパーサイドに加わりたい」と当の息子の一人が言うのだから、正直びっくりした。4月か5月頃だったか。私も大いにサポートして「今すぐ申し込め」とチアリーダーになったのだが、第一弾の1万個の発送には間に合わず、やっと今朝、届いたのだ。 デモプログラムと使い方の説明を受けて、早速試してみた 彼は到着を待つ夏休みの間にBlenderを使って3Dモデリングを習っていた。私が呼んでいたバーンバーンゲーム(ピストルを持って地下室をぐるぐる回って敵をやっつけて点数を稼ぐ)をバーチャルリアリティ化して、アップグレードするのは想像に難くないが、他にも様々な用途(もう少し役に立つ何か)が考えられるだろう。 初期モデルは画面の動きと目の動きに時間差が生じて船酔いみたいになったらしいが、それはなかった。但し、マウスで操作するのはちょっと難しかった。 大海を漂う船のデモは「ふむふむ、なるほど」と臨場感を味わいつつ体験できたけれど、その後勧められたデモは辞退。何故ってよくよく隣を見たら、女の人がジェットコースターのスタートを待っているところだった。 「気持ち悪くなったら、スペースキーを押して」と言う意味がわかった。 このオキュラスリフトの創始者とギアの製品化、Facebookに会社が買われたストーリーが面白い。誰にも邪魔されない時間とある程度の資金を手にすることの方が、詰め込みの高等教育を受けるより重要かもしれないと思わせられる。