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2018の投稿を表示しています

Cooper's Adventures, Of Dinosaurs and Ice Cream

紀伊國屋書店さんのオースティン店のイベントに載りました。道行く人、誰彼構わず声をかけて「来て!来て!」と言いたい気分です。是非、お越しください。詳細は以下のリンクをクリックしてください。 https://usa.kinokuniya.com/event-calendar/2018/12/9/tomoko-hetherington

Cooper's Adventures, Of Dinosaurs and Ice Cream。英日バイリンガル絵本 クーパーの冒険シリーズ3冊目

Cooper's Adventures, Escape to Austin Cooper's Adventures, Flying in Ohio に続いて、英日バイリンガル絵本「クーパーの冒険シリーズ」の3冊目 Cooper's Adventures, Of Dinosaurs and Ice Cream が完成して、紀伊國屋書店オースティン店( Austin, Texas) で販売していただいています。 Kinokuniya Bookstore, 6929 Airport Blvd #121, Austin, TX 78752 イベントコーナーの壁には Cooper's Adventures, Of Dinosaurs and Ice Creamの挿絵も飾られていますのでお近くにお越しの際は是非、お立ち寄りください。 また、 Amazon.comでも販売を開始しました 。よろしくお願いします。

SXSWに展示していたハイテックではない、ソーシャル・イノーベション会社。Social Imprints

2018年のテック系カンファレンス・フェスティバルSXSWのトレードショーは14日の昨日幕を閉じた。1日だけのチケットを入手して出かけてみたが、数多くのブースから面白いものを探し出すのは至難の技だ。こうなると、やはりキューレーターが、ここと、あそこに行って、このパネルディスカッションに行きなさい、という情報に頼りたくなるだろう。 日本のセクションの中でiSpaceは規模とビッグドリームを描けることにワクワクした。その他、各国のブースや企業が様々出ていた中で、Tシャツやポスターを印刷している言わばローテック企業 Social Imprintsは何だろうと?と思った。そこにいた格子のフランネルに長い顎髭のおじさんと話してみたら、この会社は社会にとって有用なソーシャル・イノベーション会社と分かった。 過去に間違いを起こして刑務所に入っていた人や麻薬問題があった人、除隊軍人などは仕事を探すのが至難の技だ。そういう人たちに法で決められた最低賃金より上の時給$18を払い、彼らがスキルを学んで上に登って進んでいけるようにする会社だと説明した。 「それは素晴らしい。それであなたの会社はNon-profit (非営利)ですかと、古着を売っているNon-profit 大企業Goodwillを思い浮かべながら聞いてみたら、キッパリとNOと言った。「たくさんの企業が協賛してくれて商品を買ってくれます」と続けた。サンフランシスコ界隈の金持ちテック企業がTシャツや、ポスター、水筒などの販促物を値段を叩かずに買ってくれれば会社として、そのミッションを掲げつつ商売が成り立つのだろう。 職場を想像しても寄付された古着や中古家財を選り分ける作業より、新しい商品を作ったり、販売に出かける方が、やる気が出そうだ。技術や使い方のイノベーションを起こした訳ではないけれど、社会的問題を「地域ぐるみ」で解決していくのはソーシャル・イノベーターとも呼べる。SXSWに大きなブースを出している意味が分かった。

2018年 20回目のProduct Camp Austinに参加して

2年前 Product Camp Austinに参加した後、「参加しなさいよ、面白いわよ」とマーケティングに関わっている人、ネットワーキングをしたい人に進めていた。理由は以下のようなものだった。 1)参加費 無料。無料のランチと飲み物あり 2)参加者がフレンドリーでコネクトしやすい 3)参加者が何を求めて、どうのようなトレンドかを見ることができる 4)こじんまりとして(300人くらい)、開催場所はテキサス大学のカンファレンスセンターで、ごった返すことがない ユニークなのは、名の通った学術会議やテクノロジーカンファレンスと違って、敷居が低い(今のところは)ことです。自分の考えを発表したければ、スピーカーとして申し込み、参加者が投票によって、OKすればスピーカーになれることです。 そして、賛否両論ありますが、終わりに誰がベストのスピーカーかを選ぶのもユニークです。 人とつながる、場所に慣れる、スピーチの練習をする等には最適です。ウクライナから来た若い参加者もいて、バシバシ発言していました。 張り出されたセッションの中から聞きたいものを投票する。テキサス大学カンファレンスセンターの中庭が望める。 選ばれたスピーカーとセッションの内容はばらけていて、聞いてみたいものが多かった。最後のソーシャルイベントまで残った。ところが、2年後の2018年では、参加者が増えたせいだろう、もはや同じ会場を借りるのは無理のようだった。 「4、5年前だったかと比べると会場の借り賃が4倍になった」という説明があった。 それは良かったのだが、スピーカーを決めるのは壇上に次から次に現れたセッションの提案者が、30秒内に講演内容を説明して、投票アプリを使って決めるという。一人30秒と言いながら、3つも4つも同じようなものを提案して、壇上にい続けたり、「前にベストスピーカーに選ばれたのよ」とトロフィーを振り回して「自分を宣伝」して、内容は前に聞いたことの繰り返しをしているようなつまらないものが多かった。 結局、「職場とセクハラ」のような内容、あるいは技術的なアイディアや提案は受け付けられずに、「どうしたらリクルートされるのに効果的なブランディングができるか」「効果的なネットワーキングの方法」みたいなものばかりが選ばれてしまった。早くに申し込みをして、早くに壇上に上がった人、前に来てい

2016年〜7年オハイオに1年暮らし、またオースティンに戻る。

2016年にオフィスをたたみ、オハイオに引っ越した。州都のコロンバスには州立オハイオ大学(OSU) があり、キャンパスの近くのメインロード(The Short North) を含む一帯はテキサス大学キャンパス付近の雰囲気に似ていて、校内の立派な美術館に立ち寄ったり、オープン講座にでかけたりした。駐車場料金が高いのはOSUも同じ。 アメリカ大統領選ではオハイオはとても重要な州であり、トランプ大統領を選んだ選挙の年にオハイオにいられたのは、ある意味ラッキーだった。その1年、新しい土地で人と知り合い、馴染みのある場所にするために、 多くの時間をボランティア活動と旅行 に費やした。日本人が多く住むダブリンはとても暮らしやすい安全な街で目が洗われるかと思えるほど緑豊か。自然が人の質を決めるかもしれないと思われた。 よくピクニックをした緑地帯の公園 そういう場所だったが、1年経って、パートナーが自分にぴったりの無人運転のチップ開発に関する仕事に誘われ、(彼は一目散に)オースティンに戻った。そして、私は、この間の暮らしや旅行をもとに、オハイオの絵本を完成させた。 Cooper's Adventures, Flying Ohio (Japanese/English Bilingual)