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2月, 2013の投稿を表示しています

二種類のアメリカの不動産屋さん ‐ 異なるアプローチ

今、アメリカでは不動産熱が再び上がってきたらしい。 私たちが家を売るのはダウンサイジング・断捨離が目的だが、例によって不動産投資がまた、熱を帯びて来たらしい。家を売る時期としてはグッドタイミングだと思う。 二人の不動産屋と話をした。一人は4人の男の子を育てる超エネルギッシュなママ、マリンダ。私たちが、今、この時点で台所、浴室などをアップグレードなどをするつもりがないことを話すと、彼女は、 「基本的にはしっかりした家だ。コスメティックなアピール度はないけれども、これでいい。余計なことをしなくていい。ただし、シャワーのカビを完全に落とすように」と言った。彼女はデータを重視して、リスティングのこつ、技術的なことを早口で説明した。そして、デイヴが考えていた、不動産弁護士、インスペクションなどをほぼ、不必要だと断言した。特に、インスペクションは、買手の方で絶対に雇うのだから、無駄だとも言った。 これに対して、長~いこと、このAustinのGreat Hillsを専門にやってきたオジサンは、アメリカ人が考える従来の不動産屋さんをしている。 家をきれいにして、風船なんかで飾ったオープンハウスをして、そのオープンハウスの前日にはパーティーを開いて人を呼び込むのだという。このオジサン、説明に来た時に、家の広さと平均価格を間違えていたが、 「我々の会社は科学的にあらゆる条件を考慮します」とか、言っていた。簡単な計算間違いなんかしていたんだけどね。 古い我が家のフォマイカのカウンタートップを見て、 「今の人は、台所のカウンタートップがグラナイトでないと満足しない」と何度も何度も言っていた。 「急いでグラナイトに代えると、どのくらい家そのものの値段が上がるの?」と訊くと、 「問題は、カウンタートップをきれいにすると、今度は古いキャビネットなんかが目につくんですよね。そして次から次に、、、」 「じゃ、やらない方がいいわけだ」とダメ押しすると、 「でも、グラナイトの方が、、、」と結論の出ないような言い方をした。 いくらボートックスを使って、顔だけぴかぴかにしても、首のあたりのたるみは解決できない、手の皮膚が薄い、などなど、顔を新しくすることによって全体の古さが目についてしまうようなものだ。 彼に依れば、

オヤジにも長髪の時があり、Doorsを聞いていた

Blind Faith Vinyl Record owned by David H He bought the record  when he had long hair 20数年にわたって溜まりに溜まったものを整理しているが、LP レコードはどうしたものか。デイヴのこのレコードコレクションはアメリカと日本を行ったり来たりした。捨てるのは忍びなく、かと言ってプレーヤーは壊れて聞くこともできずに本箱にずっと置いてあった。何を持っているのか調べてもみず、そのまま置き忘れられていた。今回、ざっと見てみたら、びっくり。オヤジにも若い時があって、その頃はDoorsやPretenders、Roxy Musicなども聞いていたらしい。カバーに惹かれて調べてみたら、Steve WinwoodのBlind Faithだった。カバーには書かれていないが、レコードにはClaptonの名前も見える。 オヤジは今ではすっかり毛を失ってしまい、3人の子供の父親になった。 妬ましいことに(私は別に妬ましくはないが)、WinwoodやClaptonの頭はまだ、たっぷりの毛髪で覆われたままだ。うちのオヤジには苦労が多かったのだろう。 Jim Morrison DoorsのJim Morrisonが生きていたら、どんなオジサンになっていたのだろう。エキセントリックなつるっぱげのオジサンか、それとも白髪のふさふさ髪だったか。

ターボ断捨離、テキサスのガレージセール

2月9日のガレージセールの朝 家を売るにあたって、その準備を始めた。その第一歩はターボ断捨離。家をすっきりとさせる必要がある。 Craigslist のGarage&Moving Saleと Gsalr.com Austin Garage Sales by Map に広告を出した。Gsalr.comには7ドルを払って、目立つようにしてもらった。どこでガレージセールが行われるか、オースティン一帯の地図の上に赤い立札でセールが示されるのだが、お金を払うと札が青になった。50くらいある立て札の中のたった二つだけの青い札。「これは何だ」と見ている人がクリックするのは間違いない。しかも、右側の詳細リストは黄色でマークされた。 その甲斐があってか、2月9日の8時45分くらいから(9時にオープン)家の前にずらっと車が並んだ。 ガレージの戸が開くのを待つ車 Daveも、私もガレージセールは初めての事で「売れないだろう」という想定の元に、のんびりとコーヒーを飲み、朝ごはんを食べていたが、外を覗いて、車の列を目にして仰天。 8:57AM 9時ちょっと前にガレージのドアを開けると、人々が一目散にドライブウェーを駆け下りて来た。 ドル札の束をポケットから出しながら、 「この棚にある、(古い)パワーツールを全部、ショプバキュームクリーナー、クランプ全部。幾らか計算して欲しい」と、トラックを乗り付けて、しかも、若いモンを何人か連れてきた建築関係者が言った。 ドライブウェーに出してあった無料の8メートルくらいの木製のはしご、木の枝をはらうはさみ、その他もろもろの大物を10分もしないうちにトラックに運んで消えた。全部で70ドルくらいだったか、値切ることなどしなかった。 黒いTシャツのおじさんが持つ赤い箱には、ボルトや、サンドペーパー、もろもろが入っている。Freeと書かれた立札を見て、いの一番にそれを持ち上げた。私たちのガレージセールの目的は、第一にモノを引き取ってもらうことだった。大方は無料、1ドル、5ドルだった。 Singerのサージャー、コマーシャルレベルのパワーツール、Sony PlayStationなどは20ドル。そしてホビーレベルのパワーツールの数々は「えーい、一山40ドル」と設定した。 何でも1ドルのコーナー

Big CommerceのWebinarに参加してみる

Online Storeのホスト会社Big Commerceから、Webinarのお誘いがあった。 「あなたのオンラインストアは売れてないですねえ、どうすれば売り上げが伸びるのか教えてあげます。ここをクリックして登録をしてください」というE-mailだった。 無料だし、どこにも行かなくていいし、聞くだけで売上が伸びるのであれば万々歳、早速申し込みをした。それに、Webのセミナーで誰が、何を言うのか、このセミナーはどういうものかを経験したいと思った。私は参加したことが一度もなかった。 インターンのランスに「Webinarを学校で使ったことがある?」と訊くと、 ”No"と答えた。「ふ~ん」そうなのか、意外。 登録する時に、質問を書いてください、とあった。 Central Time 12時に指定のリンクをクリックすると、次に、このドキュメントをダウンロードしてください、とある。おそるおそるダウンロードすると、アイコンが出て、それをクリックすると、既に早口の講師がMobileの重要性を説いていた。 早速、参加者に質問が出された。 毎日、iPhone, Android,iPadを使っているか、Yes, Noで答えてください、というものだった。 一月にやっとVirgin Mobileで、HTCの4Gを買った私は、「この頃、一応毎日使っているか」と 自問してYesをクリックした。 「はい、86パーセントの方がYesと答えました。そうです。2013年のE-CommerceはMobileです。それに対応しなければなりません」とまくしたてた。 ひょっとして、このWebinarの会社は、参加者に質問して、そのデータを集め、Big CommerceやAmazon(同じようなWebinarが来週ある)に売って、セミナー費用も頂戴して、「一粒で二度おいしい」をやっていたりして、と性格の悪い私は疑った。また、参加者がどのような疑問や要望をもっているのか、その質問を分析することもできるわけだし、Twitterで質問を受ければ、彼らをFollowerにすることも可能なわけだ。 ‐Mobileに対応する ‐Reviewの扱い方。特に、ネガティブなReviewに対して、積極的にその問題を解決するように、そして、そのお客さんをポジティブな味方に変えるよ