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7月, 2014の投稿を表示しています

Global Entry Card, TSA Pre-Check プログラム

6月末にGlobal Entry Cardの申し込みをした。 5月に日本から帰った時に、ヒューストンで乗り継ぎに失敗。予定時刻どおりに到着したにもかかわらず、入国検査場が予想外に混雑していて、2時間の乗り継ぎ時間では不十分だったのだ。 従来はグリーンカード保持者はアメリカ市民と同じ列に並ぶことができたのに、何時の間にかアメリカ政府は方針を変えたようだ。ヒューストン空港で、たまたまその日働いていた、特定の(入国検査)職員の判断だとは思いたくない。 「あっちの列、こっちの列に行きなさい」と指図する人が、 「グリーンカードの人もVisitorの列に並びなさい」と言ったのだ。反論したが受け入れてもらえなかった。 US Citizen/Resident とVisitor分けられた前は市民以外はエイリアンと区別されていたように思う。 9・11を境にTSA (Transportation Security Administration)は様々な方法を導入して、空港でのセキュリティーチェックを強化してきたが、プライバシーの観点から市民の怒りを買った。が、前もって、 「私は良い人です。悪いことはしたこともないし、これからもするつもりもありません」と宣言して、100ドルを支払って申し込んだ人にU.S. Department of Homeland Securityは Global Entry Cardを発行している。 このカードを持っていると、アメリカの主な空港でキオスクに行って入国検査の手続きができるのと、事前に利用航空会社に番号を登録しておくと、TSA Pre-Checkの乗客として区分けされて、空港でのセキュリティーチェックの時間が大幅に短縮できるのだ。 ヒューストンでの乗り継ぎミスに懲りて私はオンラインで6月末に申し込んだ。2,3日後に審査が降りたが、カード発行はインタビューを経てからになり、私のアポイントは1月半ばになった。テキサスのオースティン界隈の状況は申し込んで半年くらい待つことになりそう。 7月19日から28日までサンディエゴ、オークランド、ポートランドの西海岸の3つの空港を利用したが、この、TSA Pre-Checkの威力はすごかった。ポートランド空港は乗客がディズニーランドで乗り物を待つくらいの列を作っていたのだが、ゴメンナ

若者を愛した情熱的な創業者 - 本田宗一郎さん

今でも、こういう情熱的な創業者がいるのだろうか。夢を語り、若者を鼓舞して引っ張っていける人。現実的で知恵を持つ人。お金儲けだけに走らない。 「若い人が元気いっぱいやらないと」 「若さはいろんな事を解決する基本」 「一生懸命にさせたのは上の小言が無かったから。マッカーサーが来て上の人をいなくした。財界は解体されて、誰も文句を言う人がいなかった」 「会社は本田家のものではない。株主のものである。従業員のものでもある」 小さなエンジンを自転車に装着したものが最初の製品だったのだが、それは妻の買出しのためだった、のだそうだ。作ったは良いが、技術者だから金を取ることができない、だから金を取る専門家を連れてきて、副社長になってもらったと仰る。真に率直で可愛い人である。 「僕みたいな上の指導者が早く辞めないと同じことをやるんじゃないか(若い人がチャレンジする事ができなくて同じ事を繰り返すようになる?)」と言って、若い後継者をみつけて、66歳で社長の座を譲ってしまう。ホンダを退職した友達が何人もいるが、未だに集まるとこの方の話が出てくる。これほど愛された社長というのも珍しいのではないだろうか。

シンガポールからの新聞記事、 家政婦への虐待問題を読んで少子化問題などを考える

驚くことにシンガポールでは5人に1人がメイドを雇っている。 内閣府の調査書 にそう書かれている。 可愛い服を着て秋葉原のカフェで何時間か働くメイドと違って、フィリピンやインドネシアから出稼ぎに来ているメイドたちは住み込みで、びっちりと料理、掃除、子守などの仕事をしなければいけない。 日本では超リッチな家族を除いて「住み込みの家政婦さん」を雇うことなど考えてもみないだろう。それが、シンガポールでは月に3万円プラスで家事をアウトソースできるのだそうだ。 内閣のその調査書には「5人に1人」と軽く書かれているが、それがシンガポールの働く女性の5人に1人なのか、家事を手伝う父親の5人に1人なのか、国民の5人に1人なのか、文章から判断できないのだが、いずれにしても凄い人数のメイドがいることになる。 そうなると、メイドに当たり外れがあることが容易に想像できる。雇い主が探偵を雇ってメイドの行動を調査する(多くの場合、エクストラのお金を稼ぐため休日に売春をする)事が少なくないらしい。問題が出た場合、雇用主の責任が問われるのか。 反対に雇用主に問題があって、ブラック家族で働かなくてはならない不運なメイドもいる。 デイヴがそんなシンガポールの社会的側面をリポートした新聞切記事を送ってきた。 39歳のセールスマネージャー Chia Yun Lingと、37歳のIT マネジャーの夫Tay Wee Kiat は人を使う人格を備えていない。彼らはメイド虐待で告発されたのだが、その罪状を読むと、Chiaは26歳のミャンマーからのメイドに対し 食べ物を十分に与えない 休憩を与えない 払うべきお給料、帰国の費用を払わない ブラウスを脱いで仕事をさせた トイレに行く代わりにプラスティックバッグを使わせた 従わないと人を雇ってミャンマーの家族を殺すと脅した また、砂糖を漏斗を使って無理に流し込み、吐いたものを飲み込ませた これに対して夫の方は、インドネシア人のメイドに 帰国のための航空券は体を売って稼いで来いと命令し、インドネシアの家族を殺すと脅した というものである。二人は裁判で争うと記事に書かれている。 前に 日本だけではない少子化 で、日本より出生率の低いシンガポールは若い人たちが「異性よりスマホと居る(使っている)方が楽し